2009年11月07日

私はやれば出来る子

読書の秋と言いますが、10/25に借りた本を、ようやっと本日読み終えました。
2冊の内、1冊は読み始めたのは今日ですが。
どんだけエンジン掛かるの遅いんだ。スロースターターもいいところだろ。
しかし、読書なんて何時以来でしょうか。かなり久しいです。多分最後に読んだのはハリポの不死鳥の騎士団でしょう。昨年?一昨年?

1冊はジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ著の『女吸血鬼カーミラ』。
これは仕事のお昼休憩時にちょこちょこと読み進め、昨日読み終えたものです。
所謂、吸血鬼物の代名詞とされる物の、祖、らしいですね。厳密には違うみたいですが。
主人公の回想が書簡形式で綴られているものです。
話が飛んだり、容易に推測出来るけれどもはっきりと明示されない謎が残ったり、百合っぽかったりしましたが、まぁ面白かったです。
いや、でも、うーん……面白かった、です。
結局、カーミラの母親と名乗る人物は誰だったのか、とか、その辺も謎のまんまなのでもやもやしますが。本物の母親なのかな?すると彼女も吸血鬼なのか?
此方は、ターゲットの家人に招かれなくても家の中に入れたのか如何かは定かでは無いのですが、ターゲットや家にすんなり取り入る為の算段は色々とありましたね。
でも結局、心臓に杭を打たれ首を落とされ焼かれて灰にされるカーミラ。
彼女も元々は一人の人間だったのに、吸血鬼に襲われ吸血鬼になった、らしい。
悪夢は続くよ何処までもってやつですね。恐ろしい。

もう1冊は、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』です。
ゲイリー・オールドマン主役の同名映画を観て、原作を読んだ口です。
それ以前から興味は抱いてましたが。
でも背中をハンマーでどついたのは、間違い無く紳士な若ドラキュラ伯爵を演じたゲイリー・オールドマンです。彼は恰好良い。胸がドキドキします。
映画を先に観ていたので大まかなストーリーは知っていたのですが、やっぱり結構違いましたね。
先ず、ミナの人物像が全然違いました。
私は原作の方が断然好きです。
これは私の性格だからなのでしょうが、オペラ座の怪人のヒロイン(名前を失念してます)を好きになれないのと理由は同じです。ああいう人物が好きじゃないのですよ。ハムレットのガートルード王妃とか。淑女が好きなのです。一途ラブ。
しかし、原作のミナは素敵に強く、健気で心優しい人物でしたね。何故かBASARAまつねーちゃんに脳内変換されてました。なんでだ。
毅然とした態度でドラキュラ伯爵に立ち向かい、時に男性陣を優しく包み込む……こうなれたら素敵だけど私には無理ですわらい。
そしてドラキュラ伯爵について。
映画では哀しい人物と描かれていましたが、原作ではその辺は何も……と言うか、全然哀しい人物ではなく、その逆に位置する感じに描かれてました。と、私は感じました。
トルコ軍人を惨殺したり、配下の武人を見せしめのように殺してみたり。人を愛した事も無かったようですね。
そうなのかー。
その割りに、生き血を啜るのは女性が多かったような?
でも単純に生きる為の食料としてしか見てなったか。
あとは……そうですね、ヴァン・ヘルシング教授が大活躍だったり、キンシー・モリスが死んでしまったりくらいでしょうか。映画で活躍していたジョナサン・ハーカーはあんまり……という印象を受けました。

2作を読んでみて、後者の方が大衆受けしている理由がなんとなく解ったような気がします。
かくいう私も、つい最近までレ・ファニュの方は知りませんでしたしね。
そしてやっぱり、読書の素晴らしさと面白さを再確認した次第であります。
活字は時々疲れるけれど、楽しい!です!!

と、膝に猫、タズラさん(仮)を乗せてタイピングしてます。
足が……あったかいけど、辛いです安西先生。
posted by 円月輪 at 23:59| Comment(0) | 生存録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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